すると、前から来たメイクが濃い女子3,4人があたしに思い切りぶつかった。
そして、その勢いであたしは思わず尻もちをついてしまったのだ。
「皐月ちゃん!!」
「いった…」
葵はあたしと目線が合うようにしゃがみこんで心配する。
あたしは葵に「大丈夫」と微笑んでから上を見上げた。
「あら、七海さん。」
「ごめぇーん、見えなかったぁー。」
と、甘い匂いを持つ彼女たちは甘い声であたしのことを睨みつけてきたのだ。
ていうか、香水臭い…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…