「うー…寒っ…」 降りしきる雪たちに辺り一面真っ白な世界。 「はぁー…」 今年も寒いな… 1人トボトボ歩く私、茉莉。 本当なら今頃家の中でゆっくり雑誌でも読んでいたはずだった。 しかし、1時間前の電話によってその夢は一瞬にして消え去ってしまった。