「ん?鈴木だったっけ?まあいいや。で、あんたは?」 適当な人だな。かわいそうな鈴木。 「察しの通りさっき部員になった松木です。どうも。」 「おお!やっぱりそうか。じゃあ今から松田の歓迎会だな!よし、準備しろ!うまいもん食い行くぞ!」 ホントてきとーだな。…つ―か、 「松木なんだけど」 そんなあたしの訂正は田沼の耳に届くことなく虚しく宙に飛んでった。