「ハナちゃんは
 このまま授業出ないんだろ?

 ならさっき俺が居たところが
 一番見つかりにくいから
 そこにいな。」

「うん。」

「じゃあな。」

コウくんはそう言って
手を振って抜け道へと消えた


これでよかったんだ

これでよかったんだよね

諦めなきゃって
自覚したときから思ってた

けどそう考えれば考えるほど
頭の中がコウくんの顔で
いっぱいになった

自分の気持ちに正直に生きる

こういう形だけど
きっとアリだよね


コウくん

私の想い
聞いてくれてありがとう


大好きだよ