―あれから数日―

相変わらず私とコウくんの関係は
ギクシャクしたままだった

出来るだけ目は合わさず

出来るだけ声も聞かず

愛しい人なのに
なぜか顔も見られない
声も聞いていられない

もうこんなんじゃ
学校生活やっていけないよ

でもこんな時に限って・・・


「よーし。

 今日の放課後クラス委員は
 委員会があるから
 忘れずにいけよ!!」


なんで委員会があるの!!


「リョウ!!」

「今回限りは逃げらんないよ。
 頑張れ!」

そういって
リョウは私の肩を叩いた

今まだ朝!!

放課後までまだ時間もあるし
作戦を考えよう