「ハナって呼んでも良い?
 あたしのこともリョウでいいからさ!」

「うん!」

「良かった。

 早速友達ができて!」

「私も!
 同じ中学の人だれもいなくて・・・。」

「あたしなんか男しかいないよ。

 しかも腐れ縁のやつでさ・・

 あっ!コウ!!」

リョウが手招きして呼んだ男の子は
とても身長が高く
はっきりいうと怖い感じだった

「なに?」

ビクッ

思ったより低い声だったから
私の体が震えた