校内に入ると
在校生が迎えてくれて
胸に花をつけて
1人体育館に足を運ぶ


もうグループが出来始めてるのか
声が聞こえてきた

指定された席に座って
フゥーっと息を吐くと

ツンツン

「初めまして!
あなたが高橋ハナちゃん?」

キレイな長い黒髪が特徴な
背の高い女の子が立っていた

「う、うん・・・。」

「あっ!ごめん。
急に誰って感じだよね!
出席番号があなたの一つ後ろの
谷口リョウです!!」

そう言って差し出された手に
握手して

「うん・・・。よろしくね!」