「じゃあ副クラス委員を・・・」
「「「はい!!」」」
ほとんどの女子が手を挙げた
挙げてないのは私たちぐらいでしょう
「みんなすごいね
下心丸出しだし。」
リョウがそう耳打ちしてきたので
私は思わず
笑ってしまった
「急に人気職になったなー
じゃああえて挙げてない奴にするか。
・・・
高橋!高橋ハナ!」
「へ?」
「お前が副クラス委員だ。」
リョウと話していて
いまいち今の状況が理解できなくて
私は目を丸くした
「いや、せっかく立候補者がいるんですし・・・」
「もう決まりだからな!
さっそく会議があるから
二人は行ってくれ。」
ほぼ強制的に決まり
女子の視線をあびながら
私は教室を出た