教室に入るとまだチラホラしか
生徒はいなかった
私たちは自分の席にいったん座った
私とリョウは後ろから一番目と二番目
コウ君とツバサ君は
一番前にならんで座っていた
「ハナのお友達のツバサくんって
かっこいいよね!」
リョウは私の耳元で小声で囁いた
「そうかな?
私いまいち男の子のかっこいいって
よくわかんないんだ・・・。」
「・・・ハナってさ。」
「ん?」
「恋愛したことないでしょ?」
「え゛?!」
図星の私はリョウから目線をそらした
「図星か?」
リョウはニカッて笑ってこっちをみている
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…