「私はそれでも
いいと思うよ。」


「違う。
それは多分違う
だってもし
好きになれなかったら
多分私、
雅紀のこときずつける」


「あや。。。」
「私正直に雅紀に
今の気持ち言う。」




「うん。
あやがそれでいいなら
いいと思うよ。」

とはるは
私の考えに
賛成してくれた。


……次の日


私はあの日
雅紀にいわれた
あの場所に
雅紀をよんだ。



「あーっ!!
なんか緊張すーなー!!
で??返事は??」


「雅紀??私。
雅紀と付き合えない。
ごめんね。
このままで
幼なじみとして
明日さよならしたい。」


「そっか。
わかった。
いやー初めて
ふられたー」


ふられたと
雅紀が言った言葉に
少し胸が痛んだ。


「ごめん」

「それ以上」


「えっ??」
「それ以上謝るな」

「……」

「胸が痛くなる」




「わかった」


「もう教室行けよ」
「けど…」

「お願いだから
一人にしてくれ。」

「わかった」

私はそのまま教室に
戻った。


(はあ……
ひとをふるだなんて
こんなにも
胸が痛くなるなんて
知らなかった……。)



私はなんだか
しらないけど
気付かないうちに
泣いてたみたい。


「あや??」

「はる。
私、私
ちゃんと言ってきた」

「うん。うん。」

「苦しかった。
すごく」

「きっと雅紀くんは
あやに幼なじみと
言われる度に
同じくらい
苦しかったんだよ」

「はる……
そうだよね」

「だからあやは
今度は雅紀くんの分も
笑顔でいなきゃ」

「うん。」


廊下を見てみると
またいつものように
笑う雅紀がいた。


「それにしても
やっぱり雅紀くん
イケメンだよ」


とはるが
ぽつりと言った。
正直びっくりした。


「もしかして
はる雅紀のこと……??」


「違う違う
そんなんぢゃないよ」


「そっか」


……次の日