「星野さん、その“好き”は友だちとしての好き?それとも…異性としての好き?」



いつもと違う熱っぽい目をして成宮くんが私を見つめる。




ドキドキする。

どうしよう…!!

心臓が壊れそうだよ…。

このまま私、死んじゃうかもしれない。




ドキドキしながら彼の瞳を見つめるけれど、弱虫の私はその答えを伝えられない。


伝えたくないワケじゃない。


だけど緊張しすぎて言葉が出ない。