保健室の場所聞いてんのに…。
ま、こいつ仲良くなれそうだけど。
悪魔でも予想。
てか、女のほうの名前聞いてねぇや…。
別にいっか。
「あー、俺も行きたかったしついて行くわー。」
「あ、あたしも行くっ。」
「えー、菜乃もくんのかよー…」
「は、あたしが行っちゃだめなわけ!ねぇ、ねぇ!?」
…騒がしい……。
んで、女のほうは菜乃っていうらしい。
俺は早く青空に会いたいんだよ、この野朗ー…。
「じゃあれっつごー!」
菜乃とか言うやつが、俺の腕を引っ張っていく。
「…テンション高ぇな。」
思わず口に出してしまった。
ま、大丈夫だろ。
「こいつだろー?毎日一緒にいるのも疲れるぜ←」
と、俊が。
こいつら仲いいのかわかんねぇな。
「ここでーすっ」
どうやら到着したらしい。
―――――――ガラ…