…なんかクラクラする…

何も考えられない…



苦しいけど唇離して欲しくないって思う…



『…はぁ…っ…』


もうダメだぁって思った瞬間唇が離され、思いっきり酸素を体内に吸収する


『っ…はぁ…亮ちゃ…ん…?』


するとおでこに一瞬だけキスを落とした…

『…じゃ、俺帰るわ。』



『…ほぇ?…あ、…うん…また明日…ね…?』



『ん。』


すると私の頭にポンッと手をのせてから帰って行く亮ちゃんを見えなくなるまで見送った。


もちろんクールな亮ちゃんは一回も振り返らなかった