その日、妃麻璃は
学校を休んだ。


心配しつつも、
あいつの為にノートを
一生懸命に写してた。


‥そんなことしてないで、病院にいけばよかった。



何度そう 思っただろう。


2時間目の授業が終わり、
ふと気付くと、着信が
4件。 全部、妃麻璃の
文字だった。


そんなに声が聞きたかったのかと思い、すぐに電話をすると あいつじゃなくて

お母さんが電話にでた。