「あ…そ…。」



私は一瞬で崩れた肩のまま、回れ右。



陸部のグラウンドへと向かうため教室を出た。






「ぉぃ!ゆり?!」







後ろで和輝の声がする、

ょぅな気がする。






今の私には、和輝の声すら届かなかった。




本気で同じ部活がょかったんだ。





一緒に部室まで行けるし、

共通の話題も増える。

何より、部活の間中も和輝の姿が近くにぁるんだ。





もしそぅだったら、どんなに幸せだっただろぅ。





そんな妄想入り混じった気持ちだったから、余計にショックが大きぃ。





悲しい奴…;;;





「ゆり!!」



グッ




急に肩を後ろへと引っ張られたせいで、現実に戻った。