教室のドアが開いた。




「…不良だったんだ…。私てっきり、病弱な人だと思ってたぁ;;;」



「噂をすれば何とやら。」




「?」



私は、稚早の視線の先を見た。








そこには、明らか茶髪で、不整な制服を着こなしている人がぃる。




あれが11番の子かぁ…。





私は少し視力が悪いから、チラチラと茶髪ゃら服装ゃら、

大まかな部分がボヤけて見えるのがやっとだった。






「不良て…。無断欠席の理由はそれですか;;;」