それまで先生が来たとばかり思っていた私は、考えが被ったその男の声に反応した。




聞いたことある…




ていうか、今さっき聞いた、この声…。




…もしかして―――




ガバッ



そのとき、私が被っていたシーツが一気に剥がされた。



そこには、あの不良の姿があった。





「あれ?さっきの―――…」





ヤバい…




こんな所でも会うなんて…




何か…








嬉しい

かも。