「笑うなぁ━━━━っ!!;;;」




白の化粧で分かんないけど、たぶん今和輝の顔は真っ赤なんだと思う。




「だってそれ…っ!!プッ…」




笑いを堪えるのがこんなに苦しいとは…。



「まぁ爆笑狙うなら、これくらぃしなきゃね♪」



口紅を構えているメーク担当は、勿論稚早さん。




「…でも可哀想だから、普通のでぃんじゃん?白雪姫っても、あまり白いと誰だか分かんないからさっ」



「む━━━…じゃ落とすねっ」






しばらくして、ょうやくいつもの和輝の顔に戻った。






「ありがとうござぃました。次は、D組の発表です。」





きたっ




舞台裏。みんなで円陣を組み、成功を祈り、私たちは舞台へと出ていった。