確か前にもこんなことぁったなぁ…



そのときは━━━━━…




本気でキレたとき。








ドンッ



「なっ何を━━━━」



私はななちゃんを壁に押し付けるょぅに、すぐ横の壁を思い切り殴った。





「さっきから聞いてりゃいい気になりやがって…私ょり長い間好きだったからって何?昔の和輝を知ってるからどぅだってんの?!和輝の周りの子痛ぶって、自分に対する価値観上がるとでも思ってんの?!」



「…っ」



「いつも隣のポジション取って話沢山して!!他の子ょりかなりアピってんのに…自分と同じ他の子の“好き”って気持ち、何で踏みにじってんの?!回り道してなぃで、正々堂々と自分から高い位置に登ればぃぃじゃないっ!!」



「━━━━…」



「例え私の知らない和輝が沢山あったとしても、私が好きになったのは今の和輝なの!!昔なんて関係なぃっ…むしろ知らない!興味なぃ!!だから━━━━…だから…、私のことは嫌ってくれて構わないけどさ…、もぅイジメとか、意味ないことはゃめてょ…和輝の中では“可愛い奈々歌ちゃん”だから━━━…そのままの姿を残してぉぃてょ…。」