1年のところから出てきたから1年生だ。




「痛…大丈夫?!」



「大…丈夫で…す…ぃませ…」





えっ





泣いてるっ??!





「本当に大丈夫?!そんなに痛かった?!!」




「ち、違いま…ごめん…な…さ…」





バタバタ…





途切れ途切れな言葉を発し、その子は走っていった。






…何だったんだ━━━…;;;




「桂木━━━━っ!!待って…」



後から友達らしき子が、後を追って走っていった。