私が言いかけたとき、バッドタイミングで邪魔が入った。



「ぁ、和輝じゃん!!上まで一緒に行こ━━━♪」



スッ と現れて、和輝の肩に腕をかけ、ズルズルと進んでいく。

(勿論私に気付いてない。)








てか、こぃつ…


相沢てめぇ━━━この野郎━━━━━ッッ!!



こんなとこまで、うっとうしい奴!!

(絶対一生、ぉ互い苦手分野だッ!!)





私が相沢(既に呼び捨て)を睨んでいると、スッ と手がのびてきて、私の持っている袋を取っていった。




「痛ぇ━━━よっ…じゃ、教室でな。」




和輝は袋を頭横まで上げ満面の笑みを見せると、そのまま校舎へと入っていった。







和輝━━━━━…




恋沙汰は苦手なくせに、こぅいうのは分かってんだな…///





てか気取っちゃってさ!




━━━…まぁカッコぃぃけど。