「プッ。やっぱ殴られたぁ?今日は特に力入ってたょね」




前に座った和輝に話しかけた。



「ぇ…てことは、ゆりも遅刻?どした?」





ハッ


墓穴掘っちまった;;;



「ちょっと…━━━はっ腹痛くて!!」



「ぉ前…ょく腹痛なるょなぁ…大丈夫かょッ」



「大丈夫っ。多分。」



「あっ!そぅいえば俺さっき━━━…」






ドンッ





急に太鼓の音。


それから静かに吹奏楽の演奏が始まり、入口から3年生が入場する。





周りは拍手でいっぱぃ。