「━━━で、また後でね。」




「はぃ、じゃあ…。」





聞き耳を立てる私と稚早。



何だか、話が丁度終わったところみたぃ。




「終わっちゃったね、何の話か分かんないし!!本人に聞いてみるか━?」



「そぅしよ…ちっ、稚早!!先輩こっち来る!!」




私たちは、急いでその場から離れた。









「━━━…危なかったねぇ…バレてたらヤバかったょ;;;」



しばらく走ってから、やっと見えないところで歩き出した。



「セーフだねっ。また後で和輝に聞こう!!」