「ただぃま━━━」



和輝を駅まで送り、家に帰ってきた。



「ぉかえ…あら?ゆり…顔赤いゎょ?」



「えっ?!!」



鏡を見たら、熱り、ブクブクした顔。まるで自分とは思えない。




私…そんな、恥ずかしいことなんて何一つなかったはずなんだけど…?



言ってもなぃし言われてもない。(最後の台詞とかドキドキしなかったし!!)



それょりも…こんな顔で和輝と会ったのか…?!



「信じら…れな…」





バタッ





「ゆり?…ゅり?!!」







私はその後、3日程学校を休んだ。



風邪をひいていたのは私の方だった。



寒いのは…やっぱりダメだぁ;;;