「こんな距離がぁるのに、住むとことか環境とかも違うのに、そんな中俺らが出会ったのって運命なんだと思うわけ!!」




「ぅん…」




「だからさぁ…そのっ…、」





その時━━━━



「━━━━…雪…?」



空から、白くて小さな粒たちがハラハラと舞い降りる。



今年最初の、初雪。



和輝は、舞い降りる雪を見つめながら呟くように




「…━━━だからっ…こ…これからも、ょろしく…な?!」




と、言った。