「えっ…それっ…どぅぃう…?!」





よく意味が分からない。



あっち て、 どっち??





「境界線!!私、実は付き合ってんだぁ♪」





あぁ、境界線で仕切ってるつもりだったのかぁ。






そんな、虫払ってるのかと思っ━━━


「ぇえええ━━━━━━━ッッ??!」





廊下中に響く声。




注目の的。




「ぅるせぇょゆり!!」



「だって黙っ…知らなかっ…━━━━てか、和輝の部活の件とぃぃ、皆私に秘密事多くない?!もしかして達知も何か隠し事してたりして…」



「ぁあ、達知の隠し事なら私が教えてぁげる!!」




「やっぱぁったのかょ!!」




「私たち付き合ってんの。」