ピンポーンッ





そこで、悪夢を断ち切るかのような間の抜けたチャイムが鳴り響いた。





お兄ちゃんが小さく舌打ちし、部屋を出ていく。





『あ、逃げたりしたらお仕置きだよ』





私を大きな鎖でつなぎとめて。