べ、別に顔で決めたわけじゃないよー////
レイトはおとなしくなったけどまだ、別に絡んでたww
だから思い切ってコクろ!ってミキに相談した。


ー真冬の朝ー
いつもみたいにウチは、みきとがっこーに来た。
いつもより寒かった。
イキが白い。耳が冷える。ピアスが揺れる。
ミキに教室にいてと伝えて、
校庭に出る。
だれもいない、霜が降りてるグラウンドで
サッカーボールかまってる奴。
レイトだ。遠くからでも分かる。
茶色い髪。透ピンが、反射してキラリと光る。
いますぐにでも、レイトのそばに行きたくて
ウチは、走り出した。
いつからこんなにすきになっちゃったんだろ?
こんな自分は、初めてだと思う。
こんなに一生懸命に恋をした。
多分ふられても、一生忘れない恋だ。
いい恋をしたと思う。今までで一番。
ハァ・・・ハァ・・・。イキ切れた。
「はよー!どうした?」
「ちょ、ちょいまって。ハァ・・・」
「ははっ!どんだけイキきれてんだよ笑」
「ごめん。ごめん笑」