「いって・・・」


何者かにぶつかった



相手はよろめいただけらしい





「ごめんなさ・・・・・」


「玲?」







ぶつかった相手は




賢斗






「何泣いてんの」








こんな時だって





賢斗はいつものように冷静で







「・・・ひっく・・・・・・・・・・」







優しくて温かい声が







「わぁぁぁぁぁ・・・・・・・!!!」











あたしを切なくさせる






*