「じゃあるうちゃんはここの部屋ね?小堀はその向かい側」


「悪いな、中本」


「大丈夫だよwみんないた方が千秋も寂しくないだろうし・・」




廊下にいるのはあたしと小堀だけ



千秋は皿洗いをしてくれていて、るうちゃんはお風呂





「・・・てゆうかさ、俺のこと賢斗でいい」


「え、どしたの急に」


「るうも小堀だし」


「そっか・・・。なら、あたしのことも玲でっw」


「分かった。・・玲」


「ん?」


「・・・・・・・呼んだだけ」


「何それえっ! w」



「玲」





賢斗はもう1度あたしの名前を呼んだ




その顔は




いつもの無表情な顔じゃなくて





切なそうで



すこし照れていて




優しい目をしていた





*