時計の短い針が8を指した頃




「るう、そろそろ帰るぞ」


「まだいたい・・・」


「・・わがまま言うな」





るうちゃんはふてくされている




「あ、泊まってけば?」


「へっ!?」




あたしの提案にるうちゃんは目を輝かせる




「両親がいないから部屋はあいてるよ?1日くらい泊まってってきなよww」


「いいんですか!?」


「平気だよwねえ千秋?」


「うんwるうは玲といたいんだもんね」


「わあいっ♪お兄ちゃんは・・・」


「俺は帰るよ」





*