そして、ようやく到着。

中に入ると綺麗な夜景が一望できる、席に私の王子様は座っていた。


「隆也!」



「おう、春香。座れよ」

カッコいい目鼻は今も変わらない。何度見ても、惚れてしまう。



そしてさっそく、私はスパゲッティとデザートを頼んだ。

隆也はステーキ。そして、二人でワインを頼むことに。


「「乾杯~」」


カチャンッと鳴るグラスは最高だった。


「なぁ、春香・・・」


「ん~なーに?」

「俺と結婚してください!」


真剣な眼差しで、私を見る隆也。

でも、答えはただ一つ。


「はい!こちらこそ・・・」