私は、身体だけを求めてる訳ぢゃない。



付き合いたい。



彼氏が欲しいと思ってた。



そんな時、ナンパで知り合った和也に出逢った。



和也は見るからにチャラそうだった。



大学生と聞いてビックリした。



和也とは毎日のようにメールをした。



だから寂しくなかった。



恋愛感情はなかったけど。



私達は遊ぶ約束をした。



ナンパされて以来会ってなかったから少し緊張していた。



《どんな格好で行こうかな？》



なんて考え、オシャレして和也の地元へと向かった。



和也は、

「お金ないし、家来る？」



そう私に聞いてきた。


大体予想はついていた。



私が返事をしなくても和也はきっと家に向かっていたと思う。



和也は部屋に入るなり、身体を求めてきた。


私もそれを受け入れた。



そうなる事を望んでいたかのように…。



私はただその時だけのまたいつものような身体だけの関係だと思ってた。



だけど和也は違った…。



「今日が記念日だね」


なんて言って。



私はその時意味が分かっていなかった。



これが和也の



ー告白ー



だって事を。



だけど、



だから事件は起こった。