そして、夕べの通りに小悪魔に対峙いたしました。


 小悪魔はそんなことなら逆にやりこめて魂を奪ってやろうと考えました。


 庭師が愛したのはどの石像の女性か、一回で当てられなかったら自分の勝ち、もし、一度で当てられれば、彼女を元に戻してくれてやろう、と。


小悪魔はさすが、下っ端であるだけのことはあったのです。