庭に並べられた女性はこの国の第一の姫。


 第二の姫、そして他国の姫……自分が並べられているのは一番の末席であると。


「どうか、あの小悪魔をやっつけてください。その方法は、ただ、わたくしを愛すると、仰って」


 王女と庭師は雨の音を聞きながら 夜を共にし、きっと明日にはあなたをお助けしましょうとかたく約束致しました。朝がた王女は宮殿の庭に戻りました。