打ち明けた次の日から。


二人の様子がおかしかった。
きっと、あたしが寝てお母さんが帰ってきたあと話したんだ。


二人とも笑ってたけど、何かが違った。

いつもの、心からの笑顔じゃなかった。


「いってきまーす・・・」


「いってらっしゃい、気を付けてね」

「いってらっしゃい」


初めて二人のことを怖いと思った。

あたしが家を出てすぐ、



お母さんの叫び声が聞こえた。