程なくして、
パブはトイレを
覚え、叱られる
事がなくなった。

パブは叱れなくても
まだ子供なウチと
のんチャンは、
毎日ばぁチャンに
叱れまくってた。

いつものように
叱れてると、

パブがいきなり
「ウ"〜」と威嚇を
して、ウチの前に
立ちはだかった。

そして、ばぁチャンが
パブをどけて、ウチらを
叱り続けようとした瞬間…


ガブッ!!!!

っとばぁチャンの
お尻に噛み付いた!!!

ばぁチャン、叫ぶ。

そして、パブを
叱ろうとして、また
ウチらに邪魔される…。

パブがウチらを
守ってくれた瞬間
でした。

その後もウチらが
叱られる度、パブは
助けてくれた。

ばぁチャンは、
更に叱りにくく
なってしまった。



でも、数ヶ月後、
パブは、ウチらが
叱られる理由を
理解して、遠くから
見物するように
なりました。