そして私がここに来た理由、それは
超★人気BL小説家・satoruのネタ集めのため。
satoruというのは、私の裏の顔。
密かに小説家として稼いでいる。
「雅々丘学園に転校する」って
担当者のおに・・・お姉ちゃんに伝えた時は
泣きながら阻止されたけど、
金のためなら働くよ、私は。←金の亡者
ここは寮生活だから、詳しく観察できる。
あぁ・・・早く原稿を書きたい・・・。
「って。私は誰に何を言っているんだ。」
門まで走る。そして中に入ると
「・・・日本?」
そこはまるでお城のお庭みたいだった。
奥には寮と学校への道がある。
「ここが不良校なんて信じられないなぁ」
美しさに感動しつつ、学校への道を歩く。