スッ、と翼くんの
手があたしの髪に伸びる


「つば、さ…くん…」


心臓が破裂しそう…
絶対今顔赤いよ…



「ゴミ、ついてますよ。」


そんなのは一瞬で
翼くんの一言で我にかえる


「あっ、ありがと…」


馬鹿みたいに、顔赤くして
本当にあたし、馬鹿だわあ…


恥ずかしいよ…