静かな保健室に
翼くんの声が響く


「ぶ、部活終わるの…今日早いよね?」


あまりにも真剣な翼くんに
戸惑いながら、外に目をやる


「…そうっすね。」


静かにパイプ椅子から立って
あたしのベッドに近づく



「翼、…くん?」