「恥ずかしくて涙が出ちゃったんだよ!もういいでしょこの話。」



そう言って私は話を終わりにした。



「何言ってんの。まだ終わらせないよ!結果はどうなったのよ。フラレたんじゃないなら付き合うの?」



めぐは私の斜め前の席に座ってたんだけど、そこからわざわざ身を乗り出して聞いてきた。



「えっと〜……。」



そういえば私、返事聞いてないや。


だってあんな飛び降り騒ぎでそれどころじゃなかったしさー。





で…



結局私はこう言うしかなかった。





「…わかんない。」