……あれ……??




私……今……。




自分が言ったことを理解すると同時に顔が、かぁっと熱くなった。




「神山……?」

滝下がフェンスの向こうにいたのに、学校側に戻ってきてる。


「あっ…やっ……その……。」



ダメ!!恥ずかしい!!!

滝下の顔見れない!!!




「いっ今言ったこと忘れてーー……!!」





そう言って私は屋上を逃げ出したのだった。