私の声にビクッとして男子が私の方を振り向いた。




あっ!やっぱり滝下だ!



あの長い前髪、あの顔がよくわかんなくなる眼鏡!!


あと、なんか弱そうなところ!





「……神山…。」






滝下が呟いた。