「あ、きたきた。
 シュウゴくん!!」

「あ・・・」


果歩が、シュウゴと言ったその男の子は
なんだか大人っぽくて、髪の色が薄くて、
太陽の光に照らされて、すごく綺麗な人。


「すずか、こちら、うちの友達の・・・」
「いいよ、自分で言うから。」

「二宮修吾。
22歳。大学生。よろしく。」

「あ、よろしく・・・お願いします・・・」

「ほら、すずかも自己紹介して!」

「大野すずかです・・・。
あの、あたしは、今服飾関係の専門学校に行ってて・・・
えっと、20歳です・・・。」


修吾君は、見た目は綺麗な人だけど、
・・・なんだか、怖い。

でも、今までの人とは、ちょっと違うのかも・・・?