「もう、ひまわりさんいなくなっちゃったね…」


「そうね。じゃぁ、たねをひろってかえりましょう」


あのときのおんなの子だった。

うれしそうに、きみがのこしていったタネをひろいあつめていた。


そして、ぼくのめのまえで

きみのてがとまった。