「希美だって、よく見てるわよ。

けど、人いっぱいいて通れないから

反対方向に行っちゃうの!!」

…っあ、思い出した!

「あの女の子の大群は社長がいたから

だったんだね…」

「ったく、やっとわかってくれた。」

本当にごめんなさい…。

もう少し周りに興味持とうかな…

そんなことを話している間に

私の目の前を通る社長。

“バチッ”

目、合っちゃった。