「じゃあそれもその時に聞くわね。」


ミキの顔が一瞬曇った気がした。


「それじゃ、失礼します。」


葵は早々と店を出た。


タクシーの中で文之にメールを打つ。


「お疲れさま☆今終わったの。疲れちゃった~。
さっきママに今度話したいことがあるって言われたの。なんだろう。ドキドキ。その時に三月でお店辞めることも話そうと思うよ。」