「明後日は出勤出来るかしら?」
ママは意気揚々と葵に問いかけた。

「あの、ママ私ちょっとまだ迷ってるんです。」

「どうして?」

ミキは少し尖った声で葵に問う。

「やっぱりお店まで距離もあるし、夜も本当はそんなに強いほうじゃないんです。お酒も殆ど飲めないんです」。

「そうなの?私は葵ちゃんならこの世界で十分やっていける女性だと思ってるわ。」