「はやいよ~」


私がそういうと佐藤くんは振り返った。


「北山が遅いんだよ。チビ」

「チビじゃないし!!」


そういいながらも私に歩幅を
合わせてくれる佐藤くん。


なんだかんだいって
優しぃんだよね。



「ねぇ、佐藤くんちどこ?」

「んー。日本」


この人馬鹿?


「んなの知ってるよ。馬鹿?」

「俺に馬鹿とかいっていいわけ?」

「へ?」

「今から俺のこと雅紀って呼ぶなら許す。
じゃなきゃ今キスする。

言ってみ?」


まっまっままま、雅紀?///


恥ずかしいっ