ギュッ

「今だけ胸かすから泣いていーよ?」

「佐々くん…私っ振られちゃった」


佐々くんはひたすら泣く
私の背中をさすってくれていた



「なぁ、俺にしろよ」

「えっ…。」

「俺を利用していいから。
だからっ俺にしろよ。」


「…佐々くん。」

「一目惚れだった。
付き合ってください」


まさかの告白だった